“器用すぎる”森川葵いよいよ脱皮? 令和のマチャアキ、カメレオン俳優の評価を今こそ追い風に

“脱皮目前”?(C)日刊ゲンダイ

18日、都内でサーモスブランド120周年記念発表会が行われ、俳優の森川葵(28)がマジシャンのマギー審司(50)とともに登場した。

森川といえば、「それって!?実際どうなの課」(中京テレビ、日本テレビ系)で、カップを積み上げて元に戻すタイムを競う“スポーツスタッキング”や“テーブルクロス引き”など難易度の高いワザを短時間で体得することで話題。果敢にチャレンジする姿がイベントの起用理由になったというが、過去に大変だったことを聞かれ、「前にアーチェリーの矢を、矢とほぼ同じ大きさの穴に刺すという、アーチェリーの技に挑戦してそれが本当に大変だったんです。かなり時間がかかっちゃったんですけど、成功することができました」と語った。

成功の秘訣について「“自分にはできる!”と自分を信じること。この役を任されたからには私にしかできないと思って毎回お芝居をしています」と明かした。

ギネス記録保持者が何年もかけて体得したものをテレビ収録の時間内に軽々マスターし、スポーツスタッキングではアジア大会日本代表として金メダルを獲得するなど、並外れた記録を残しているが、女優としての印象はイマイチ薄い。「大奥」「ナンバMG5」(ともにフジテレビ系)、「街並み照らすヤツら」(日本テレビ系)など多数出演し、昨年6月には写真集も発売するほどの実力はあるのだが……。

芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

■恋の話や結婚も追い風になる

「彼女の演技は“カメレオン俳優”といわれるほど作品に馴染んでしまうため、森川さんだと認識している視聴者が少ないのかもしれません。もちろん女優としての演技力はオリガミ付きですし、正月の『かくし芸大会』で活躍する堺正章さんの女の子版、『令和のマチャアキ』として活躍できるはず。チャレンジ企画での器用さ、瞬発力、集中力の高さは役者としてのポテンシャルの高さにも通じます。同世代のアラサー女優たちが“胸キュン映画の女の子”から次の段階を模索している中、いち早く大輪の花を咲かせるのが彼女だと思います。恋の話や結婚も今の森川さんなら追い風になるのでは」

2018年に高橋一生(43)と、19年に仲野太賀(31)との熱愛報道以降、恋の噂は途絶えている森川。“脱皮目前”か。

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