大谷翔平が歴史を塗り替えた“日本人最多176本塁打”にMLB公式が粋な演出! 松井秀喜との特別合成ショットが話題に!

特別な一枚が話題を呼んでいる。

現地4月21日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が本拠地で行なわれたニューヨーク・メッツ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、3回の第2打席に今シーズン第5号となる特大弾を放ち、松井秀喜氏と並んでいた日本人最多本塁打を更新。メジャー通算176号を右翼スタンドに叩き込んだ。

8試合、38打席ぶりの一発は豪快なスイングから生まれた。3回1死一塁の場面で、大谷は甘く真ん中に入ってきたスライダーを見逃さず振り抜くと、打球は右中間に一直線。打球速度110マイル(約177キロ)、飛距離423フィート(約128.9m)を記録する驚愕のホームランに球場は度肝を抜かれた。打った大谷も確信歩きを見せる、それほど完璧な一発だった。
歴史的なメモリアル弾にMLBは粋な演出を見せる。ドジャースが10対0で完勝後、同公式SNSに大谷とニューヨーク・ヤンキース時代の松井氏を並べた特別ショットを公開した。

画像には日の丸を添えて、「日本人選手最多ホームラン176号」と綴られ、文面には「ショウヘイ・オオタニの歴史」と記し、偉大な日本人スラッガーに敬意を評しながら大谷の新記録樹立を称えていた。

大谷は試合後、通算176本目のホームランについて「早く打ちたいなと思っていた。安心と喜びがある」と振り返り、喜びを嚙み締めていた。

メジャーの先輩である”ゴジラ超え”を果たした大谷。昨年44本塁打を放ち、日本人初のホームラン王に輝いた打棒が、いよいよ本領発揮となるか。

構成●THE DIGEST編集部

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