陸上自衛隊第6師団創隊62周年・神町駐屯地創立68周年記念行事が21日、東根市の同駐屯地で行われ、一般開放された会場で迫力ある戦闘訓練や装輪装甲車の体験搭乗、記念撮影などが行われた。
同師団管内の山形、宮城、福島の3県から隊員約730人、車両約120台、ヘリコプター3機が参加した。記念式典では同師団長の楠見晋一陸将が「国民の負託に応え、地域と歩む師団の創造に向け努力していく」と式辞を述べ、全長8.5メートルの16式機動戦闘車などが観閲行進や戦闘訓練を披露した。
会場では車両などの装備品の展示公開もあり、訪れた家族連れなどが笑顔で写真撮影していた。搭乗体験は90分待ちと大人気で、子どもたちは車両に乗り込むと隊員らに手を振っていた。