韓国現代史を揺るがした衝撃の事件を映画化 韓国でメガヒット 「ソウルの春」公開決定

韓国で2023年の年間観客動員数第1位を記録した映画「ソウルの春」が、2024年8月23日より劇場公開されることが決まった。

「ソウルの春」は、「粛軍クーデター」「12.12軍事反乱」などとも言われる、韓国民主主義の存亡を揺るがした実際の事件を基に、一部フィクションを交えながら描いた作品。1979年10月26日、独裁者とも言われた大韓民国大統領が、自らの側近に暗殺された。国中に衝撃が走るとともに、民主化を期待する国民の声は日に日に高まってゆく。しかし、暗殺事件の合同捜査本部長に就任したチョン・ドゥグァン保安司令官は、陸軍内の秘密組織“ハナ会”の将校たちを率い、新たな独裁者として君臨すべく、同年12月12日にクーデターを決行する。一方、高潔な軍人として知られる首都警備司令官イ・テシンは、部下の中にハナ会のメンバーが潜む圧倒的不利な状況の中、自らの軍人としての信念に基づき、“反逆者”チョン・ドゥグァンの暴走を食い止めるべく立ち上がる。

パラサイト 半地下の家族」などを上回る1,300万人以上の観客動員を記録し、コロナ禍以降の劇場公開作品としては1位(2024年3月末日現在)となるメガヒットとなった。監督を務めたのは、「アシュラ」などのキム・ソンス。同作でもタッグを組んだ2大スタ―、ファン・ジョンミンとチョン・ウソンが主演している。

【作品情報】
ソウルの春
2024年8月23日(金)新宿バルト9ほか全国公開
配給:クロックワークス
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