久保建英 スペイン紙が不調を指摘「心身ともにスランプに陥っている」

久保建英

スペイン1部レアル・ソシエダードのMF久保建英(22)の調子が下降線をたどっている。

ベンチスタートとなった21日のアウェー・ヘタフェ戦は、1―1の後半開始から途中出場。ドリブル突破からチャンスをつくるなど、持ち味を発揮したが、得点を挙げられず、そのまま引き分けた。スペイン紙「アス」は「心身ともにスランプに陥っている。それは間違いなく蓄積された疲労と、彼が抱えている小さなケガの結果である」と指摘した。

また同国メディア「エル・デスマルケ」はヘタフェ戦を踏まえて「チームの攻撃に機動力を与えたが、イマノル(・アルグアシル監督)が先発起用しなかったのは、彼が100%の状態ではないからだ」との見解だった。久保は、3月31日のアラベス戦で右太もも裏を痛めた影響で、前半で途中交代。その後は、2試合連続で途中出場にとどまっている。

フル回転のシーズンとなれば、どんな選手でも疲労が蓄積し、万全な状態で試合に臨むのは難しくなるが、26日にはレアル・マドリードとの次戦が控える。久保は古巣戦でインパクトを残せるか。

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