ネリー・コルダがメジャーVでビッグマネー獲得 日本勢はいくら稼いだ?

メジャーVを飾ったネリー・コルダがビッグマネーを手にした(撮影:南しずか)

<シェブロン選手権 最終日◇21日◇ザ・クラブ at カールトン・ウッズ(米テキサス州)◇6889ヤード・パー72>

今年の海外女子メジャー初戦「シェブロン選手権」はネリー・コルダ(米国)の優勝で幕を閉じた。ナンシー・ロペス(米国)、アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)に続く、史上3人目となる5大会連続Vという快挙だった。

ネリーは優勝賞金120万ドルをゲット。日本円にして約1億8560万円というビッグマネーを手にした。どのくらいすごい額か、昨年の国内女子ツアーと比較してみると、獲得賞金1位だった山下美夢有は約2億1355万円。同2位の岩井明愛が約1億6945万であることから、この1試合で岩井超えの額を稼いだことになる。

2位のマヤ・スターク(スウェーデン)は約66万7000ドル(約1億315万円)、3位タイのローレン・コフリン(米国)、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)は約42万9000ドル(約6632万円)を手にした。

日本勢最上位の9位タイに入った勝みなみは約15万ドル(約2300万円)を稼いだ。13位タイの畑岡奈紗は約11万ドル(約1700万円)、17位タイにつけた山下は約9万ドル(約1390万円)を獲得。ちなみに、先週の国内女子ツアー「フジサンケイレディス」の優勝賞金は1440万円だ。

今大会の賞金総額は790万ドルで日本円にして約12億2200万円。シェブロンがタイトルスポンサーとなった2022年に比べ、480万ドルも増額した。年々賞金額がアップする米国女子ツアーだが、今年のメジャー5大会の総額は4540万ドル(約70億円)以上となる予定で、史上最高額を大きく更新する見込みだ。

【日本勢の獲得賞金額】
9位T:勝みなみ 約15万ドル(約2300万円)
13位T:畑岡奈紗 約11万ドル(約1700万円)
17位T:山下美夢有 約9万ドル(約1390万円)
30位T:笹生優花、岩井明愛 約5万2000ドル(約800万円)
46位T: 稲見萌寧 約3万ドル(約460万円)
50位T:渋野日向子、古江彩佳 約2万6000ドル(約400万円)
67位T:西村優菜 約1万6000ドル(約247万円)

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