【AEW】ウィル・オスプレイがブライアン・ダニエルソンとのドリームマッチ制す ブライアンは負傷か

ウィル・オスプレイ(左)はブライアン・ダニエルソンと名勝負を展開 ©All Elite Wrestling

米AEW21日(日本時間22日)のPPV「DYNASTY」(ミズーリ州セントルイス)でウィル・オスプレイ(30)がブライアン・ダニエルソン(42)とのドリームマッチを制した。

新日本プロレスでIWGP世界ヘビー級王座をはじめ数々の栄冠を手に入れてきたオスプレイと、世界最大団体WWEでWWE世界ヘビー級王座を獲得し頂点に立ったブライアン。2人の〝世界最高〟がリングで向き合うと、会場は「ホーリー・シット!」のチャントが巻き起こり、ボルテージはいきなり最高潮に達した。

世界のトップレスラー同士の戦いは、一進一退の攻防が続く。ブライアンが雪崩式タイガースープレックスを繰り出せば、オスプレイは断崖式オスカッターを発射。場外のブライアンにエプロンで助走をつけてのヒドゥンブレードを決めるなど一歩も譲らない。

ヒドゥンブレードをかわされるとブサイクニーを浴びてしまったオスプレイだが、カウント2でキックアウト。三角絞めの体勢を強引に切り抜けて、スタイルズクラッシュで脱出に成功する。

意地と意地をぶつけ合う打撃の応酬からオスプレイはオスカッターを狙うが、カウンターのブサイクニーで迎撃されてしまう。それでも「イエス!」のチャントからブサイクニーを狙ったブライアンに、カウンターのヒドゥンブレードで打ち勝つ。ストーム・ドライバー93でマットに突き刺すと、一気に後頭部へのヒドゥンブレードを叩き込んでついに3カウントを奪ってみせた。

ドリームマッチの看板に偽りなしの大激闘に会場は文字通りの熱狂空間となったが、ブライアンは試合後に立ち上がることができず。ストーム・ドライバー93を浴びた直後に左肩を押さえて悶絶していたことから負傷した可能性もあり、何とも衝撃的な結末となった。

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