テレビ東京、“空間音響”のクレプシードラと資本業務提携 / Screens

株式会社テレビ東京(本社:東京都港区)は、独自の空間音響技術を使い、音の到来や遠近感を自分がその場所にいるかのように臨場感をもって表現するクレプシードラ株式会社(本社:東京都大田区)と資本業務提携したことを発表した。

本提携は、テレビ東京グループのコンテンツに、これまでにない“空間音響”を付加し、視聴者やユーザーに新たな価値を提供する一歩となる。また、AR(拡張現実)やメタバース、AI Vtuber などの発展を視野に入れたオリジナルコンテンツ、独自IP(知的財産)の開発にも積極的に取り組み、コンテンツ制作の新たな可能性を追求するという。

テレビ東京グループは現在進めている3ヶ年の中期経営計画の成長投資枠を活用し、最先端技術によるコンテンツ制作力の強化を推進している。クレプシードラが創出する“空間音響”は、360度あらゆる方向からの音の到来や遠近感を表現する最先端の音響。従来の2chステレオでは実現できなかった広大な空間感を、通常のイヤホンやヘッドフォンを使って体験することができる。クレプシードラ独自の音響技術『Re:Sense™️』は、 手軽に収録することが可能な上、人の聴覚特性を精密に把握することで、左右・前後・上下の位置関係や距離感、大音量の歓声から拍手の残響音、息を飲むような気配感まで、まるでその場にいるかのような圧倒的な臨場感を再現。スポーツのスタジアムの一体感や熱狂、そしてエンターテインメントの現場のライブ感まで、あらゆるジャンルを追求していく。

© 株式会社TVer