プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区4位の青森ワッツは第32節第2日の21日、盛岡市の盛岡タカヤアリーナで、岩手ビッグブルズとのレギュラーシーズン最終戦に臨んだ。ワッツは攻守で波に乗れず76-83で敗れ、4連敗を喫した。今季通算成績は29勝31敗。Bリーグ発足後ではチーム初となる勝率5割到達にあと一歩及ばず、同地区4位で終えた。
ワッツは前半、前日に続き岩手の3点シュート攻勢に苦しみながらも、第1クオーター(Q)終了のブザーとともにPG池田が3点シュートを決める「ブザービーター」やPG・SG寺嶋(弘前市出身)の連続3点シュートなどで食らいつき、7点ビハインドで折り返した。
第3Qに一時同点に追いついたワッツだったが逆転とまでは至らず。最終第4Qは、ボールへの執着心で上回る相手の堅守に阻まれ、反撃の糸口を見いだせないまま終戦した。
ワッツは5月3~5日、プレーオフ準々決勝で西地区優勝の滋賀レイクスとアウェーで対戦する。