【明治時代からの漁法で捕獲】宮城・南三陸町でシロウオ漁最盛期

南三陸町歌津の伊里前川では、産卵のため川を遡上する体長5センチほどのハゼの仲間、シロウオの漁が最盛期を迎えている。

伊里前川では「ザワ漁」と呼ばれる伝統漁法が明治時代から受け継がれていて、V字型に石を組み奥に仕掛けたカゴ網に魚が入るのを待って捕獲する。

今年は海水温が高い影響か例年より体長が大きい物がかかっているという。

<漁を行う渡辺千之さん(75)>

「親や祖母から続いている漁だから私が生きている限りは絶やさないように頑張りたいと思っています」

こちらでのシロウオ漁は6月中旬ころまで続けられる。

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