1977年に細野晴臣プロデュースで制作されたリンダ・キャリエールの幻のアルバムが発売に

アルファミュージックから、リンダ・キャリエール『Linda Carriere』がCDとアナログ盤で発売されることが決定。

リンダ・キャリエールは米ニューオーリンズ生まれで、UCLAに通うために移住したロサンゼルスの「マーベリックス・フラット」という若者向けのクラブで歌い始めたところから歌手としてのキャリアがスタート。後に伝説的R&Bグループ“DYNASTY”の一員として本格的なプロ・デビューとされている彼女ですが、今回発売される『Linda Carriere』こそ、真のデビュー・アルバムとなります。

この作品は、1977年に細野晴臣とアルファレコード(当時)がプロデューサー契約を結び、その記念すべき第1作として彼女のデビュー・アルバムを山下達郎、佐藤博、吉田美奈子、矢野顕子らの協力で製作したものの、世界戦略を担う当時の海外スタッフの反応が悪く、不運にもお蔵入りになっていたもので、今日に至るまで発売のリクエストが絶えなかった伝説のアルバムです。

この度、アルファミュージックに保管されていたマルチテープから細野晴臣立ち合いの元、世界的なエンジニアのGOH HOTODAのミックスにより録音から47年を経て商品化が実現。CDはアルファミュージックの創立記念日となる7月17日(水)に、アナログ盤は8月3日(土)にアルファミュージック創立55周年プロジェクトの一環として発売されます。

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