機体に異常があったことを示すデータ確認されず 小松島航空基地のへリ含む海上自衛隊のヘリ2機墜落事故【徳島】

小松島航空基地所属のヘリコプターがを含む、海上自衛隊のヘリ2機が伊豆諸島沖で墜落した事故は、4月22日も引き続き行方不明者の捜索がおこなわれています。

この事故は、海上自衛隊の小松島航空基地と長崎県の大村航空基地に所属する哨戒ヘリコプター・SH-60Kが、伊豆諸島の鳥島の東の海域で潜水艦を探す訓練中に墜落したものです。

防衛省は「2機が衝突した可能性が高い」としていて、フライトレコーダーにも機体に異常があったことを示すデータは確認されていないということです。

2機にはそれぞれに4人ずつ、あわせて8人の隊員が乗っていましたが、収容された1人が死亡、7人が行方不明となっていて、この日も自衛隊と海上保安庁が現場海域で捜索を続けています。

防衛省は、それぞれの機長の名前のみ公表していて、小松島航空基地所属のヘリは板村一輝3等海佐が機長をつとめていました。

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