工事現場など狙った連続「工具」窃盗事件 無職の男 4県にまたがり合計54件・約580万円相当の犯行【新潟】

連続工具窃盗事件 捜査が終結

警察は工事現場などの工具を狙った連続窃盗事件の捜査を終結したと発表しました。無職の男が、県内を含む4県にまたがり54回・被害総額約580万円の犯行に及んでいたことがわかりました。

警察によりますと住居不定・無職の男(26)は、最初に2023年12月に三条市の工事現場から工具を盗んだ疑いで逮捕されました。
当時、各地で同様の被害が多数あったことから調べを進めたところ、男の余罪が発覚。逮捕されるまでの1年の間に、県内のほか、栃木、群馬、埼玉にまたがって工事現場などを狙って合計54回の犯行に及び、被害総額は579万円相当に上ることがわかりました。

盗まれたものの多くは、ネジを締めるインパクトドライバーやケーブルカッターなど高額で転売できる工具でした。男は「私がやったことに間違いないと思います」と容疑を認め、金銭目的だったと話しています。

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