元でんぱ組.inc・最上もが、グループ解散に「おつかれさま」 「命懸けで全てを捧げた」当時を回想

「でんぱ組.inc」元メンバーでタレントの最上もがさんが2024年4月20日、同グループが25年に解散するとの発表を受けて、「命懸けで全てを捧げたのはでんぱ組以外になくて何よりも大切なグループだった」などとインスタグラムで思いを伝えた。

「楽しくて、苦しくて、愛おしい日々だったのだなって思う」

最上さんは、投稿同日に自身の単独イベントがあったとし、「『終わりがあること』について話していたんだけど 帰ってきて色々ひと段落したら、でんぱ組の解散のニュースがでていて」と報告した。

でんぱ組時代の公演写真を添えて、「終わりなんて考えたことがなかった」という最上さん。当時の活動を、

「このグループのために私にできることは何か? "今"をいかにして生き抜くか? そんなことを常に考えて走り続けたあの時間は大変で、楽しくて、苦しくて、愛おしい日々だったのだなって思う。

最近、当時の私の様子を友だちが話してくれたことがあって 本当に尖っていたと言われたし『接し方がわかんなかった』と言われるくらい何に対しても余裕がなかった。それが嫌だった人もきっとたくさんいただろうけど あの時にできる精一杯の力で、でんぱ組を支えたかった」

と振り返り、「そのくらい命懸けで全てを捧げたのはでんぱ組以外になくて何よりも大切なグループだった」と思いを伝える。

「忘れないし、無くならない。おつかれさま、ありがとう」

最上さんは、「だからこそ、なのか、自分のキャパオーバーで脱退してしまった私はもう関わったり何も貢献できない立場にいるのだけど肩の荷が下りたような感覚でいて」と心境を明かし、

「思うこと、は色々あったとしても現メンバーがエンディングという選択をしたということ。それは、学校を卒業するとか、引っ越すとか、会社を辞めるとかこの世には永遠がないのと同じくらい自然なことでいつかはやってくる、のいつか、がやってきただけ」

と述べる。「忘れないし、無くならない。おつかれさま、ありがとう」とも伝えた。

最上さんの投稿には、「もがちゃんにもでんぱ組にも出会えてよかったって心から思います」「もがちゃんの言葉を読んで、私もなんだか一区切りつけられる気がしたよ」「もがちゃん含め、でんぱ組.incは私の青春です 本当にありがとう!」といった声が寄せられている。

結成16年を迎える「でんぱ組.inc」公式サイトは24年4月20日、「グループの今後の活動やメンバーそれぞれの未来について、メンバー、クルー交えて話し合いを重ねた中で、『2025年頭にでんぱ組.incとしてのエンディングを迎える』ことを決断いたしました」と発表した。最上さんは17年にグループ脱退し、ソロ活動を続けている。私生活では2歳娘の母でもある。

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