60年前にできた格納庫が新しく「古かったのでありがたい」手押しポンプもポンプ車に更新

新築した消防ポンプ格納庫の前でテープカットを行う消防団員など関係者(京都府亀岡市千歳町)

 京都府の亀岡市消防団千歳分団の消防ポンプ格納庫が整備され、同市千歳町で20日、感謝式があった。消防団員らが、コンクリート造りに建て替えられた格納庫で新しい設備の完成を祝った。

 格納庫は平屋建て延べ床面積13.12平方メートルで、1966年に建てられた木造2階建ての旧格納庫が老朽化し、新築された。以前は手押しのポンプ台車が備えられていたが、新たに市からポンプ車も配置された。

 同分団二部三班の消防団員や桂川孝裕市長らが集まり、テープカットも行った。

 地元の区長(58)は「私が消防団にいた頃から古かったので、新しくしてもらってありがたい」と感謝した。同分団長(38)は「ポンプ車が入ったので、今まで以上に有事の際には迅速に消火活動に当たりたい」と意気込んだ。

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