免許手続きで栃木県警 HPにAIの自動応答ツールと混雑予想を導入

とちぎテレビ

運転免許の手続きについて利便性を高めようと県警は人工知能・AIの自動応答ツールをホームページに導入しました。また、4月22日からは運転免許センターの混雑予想も分かるようになっています。

栃木県警のホームページに導入されたのは、運転免許に関する質問をAIで自動で応えてくれるチャットボットです。パソコンやスマートフォンから利用すると画面上にはよくある質問が9つ出てきます。例えば、運転免許の更新手続きをするために必要なものを知りたいときは、該当する文章を選択すると…必要なものが分かり、疑問も解決です。

チャットボットには運転免許に関する手続きや高齢者講習などについて想定されるおよそ120個の質問に答えることができます。

運転免許センターによりますと、免許の更新などで平日はおよそ200人から300人、日曜日はおよそ800人から1000人が訪れるといいます。

これまで職員は窓口や電話などで利用者からの質問に答えていて、多い時で1人の職員が1日20件ほど対応にあたることもあるといいます。特に自宅に届いた免許の更新のはがきをなくしたのでどうしたらいいかといった問い合わせが多いということです。

今後チャットボットを利用してもらうことで利用者の利便性はもちろんのこと、職員の負担軽減も期待しています。

また、22日からは県警のホームページで免許の更新手続きの混雑予想も分かるようになりました。

県警察本部の運転免許管理課 藤田久仁免許企画管理官は「いつでも好きな時間に疑問に思ったことを調べられる。ほとんどの質問に対応していると思うので、利用していただきたい」と話しました。

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