【新日本】オーカーンと上村優也のKOPW戦は「地方再生マッチ~広島編~」に決定 3R制の変則マッチ

グレート―O―カーン(左)と上村優也

新日本プロレス27日広島大会で行われるKOPW争奪戦(保持者・グレート―O―カーンVS挑戦者・上村優也)のルールが「地方再生マッチ~広島編~」に決定した。

KOPW争奪戦は基本的に双方が試合のルールを提案し、ファン投票で多数を集めた方が採用される。18日の双方のルールプレゼンテーション会見では挑戦者の上村が「キャッチルール61分3本勝負」を提案。これに対しオーカーンは「地方再生マッチ~広島編~」と、3月浜松大会で行われた前回の防衛戦同様のご当地ルールを作成した。

広島編は無制限3ラウンド制で、2ラウンド先取した方が勝者。1ラウンド目はマツダ車で使用しているタイヤをリング上で4つ積み上げた方が勝利、2ラウンド目は広島レモンの早食い対決、3ラウンド目は相手をテーブルにクラッシュさせた方が勝利するノーDQテーブルクラッシュマッチで行われる。

19日から22日まで3日間で行われたファン投票では、オーカーン案が10560票、上村案が6899票をそれぞれ獲得。多数を得たオーカーン提案の「地方再生マッチ~広島編~」が採用されることが決定した。なお同戦では上村が負けた時のみ、生涯マツダ車しか乗れない、かつ広島県産レモンを100個購入することが義務付けられる。地方再生をうたいながら、広島名物のマツダ車に乗ることやレモンを購入することが罰ゲームのような扱いになっているのは甚だ疑問で、オーカーンと団体の見識が問われる。

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