大谷翔平の日本人新記録に韓国メディア「今からアジア人最多の秋信守を目指すことになった」

インディアンス在籍時の秋信守

ドジャース大谷翔平(29)が21日(日本時間22日)のメッツ戦で松井秀喜氏を超える日本人最多の通算176本塁打を放ち、日米で祝福ムードに包まれている。

韓国でも大谷の偉業が大きく報道されているが、ここでしきりに名前が挙がっているのが秋信守(チュ・シンス=41)だ。MLB時代にマリナーズ、インディアンズ、レッズ、レンジャーズを渡り歩き、16年間でアジア出身選手最多の通算218本塁打をマーク。現在もKBOリーグのSSGランダースで現役を続ける韓国の生きた伝説だ。

そのため「今から大谷は秋信守が持つアジア最多記録を目標に走ることになりました」(ヨンハプニュース)、「もう大谷の前にいるアジア選手は1人だけだ。まさに秋信守だ。大谷はこれを追い越すために今レースを始めるようだ」(STN)、「大谷の視線は秋信守の記録に向かう」(マイデイリー)、「次のターゲットは秋信守になる見込みだ。大谷はあと43本さらに打たなければならない」(SPOTV)と〝秋信守超え〟にスタートしたという。

大谷は日本生まれでドジャース最多の7本塁打のロバーツ監督超えを笑顔で誓ったが、韓国の英雄もその先に控えている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社