焼くとパサつく魚 アレに浸けるだけで…「この発想はなかった」

魚料理を作った時、生臭さが残ったり、身がパサパサになったりした経験はありませんか。

魚料理は臭みを取るための下処理などがあるので、ズボラな筆者は「面倒だな」と思うこともしばしば…。

「もっと簡単に調理できる方法はないか」と調べたところ、株式会社ニチレイフーズ(以下、ニチレイ)のウェブサイトで、ドレッシングを使った魚の下味冷凍法を見つけました。

魚をドレッシングで漬けるとは斬新ですね。ニチレイのレシピを参考に試してみました。

ニチレイおすすめ!魚のドレッシング漬け

ニチレイのウェブサイトによると、使う材料は以下の通りです。

材料(2人分)

魚(切り身)…2切れ(写真は鮭)

塩、こしょう…各少々

好みのドレッシング…大さじ4(写真はごまドレッシング)

今回は、メカジキを使用します。ニチレイによると、メカジキには『ごまドレッシング』が合うそうです。

冷蔵庫にあるドレッシングでも下味冷凍ができます。風味が強い魚(鮭、めかじき、さば、ぶりなど)には濃厚なごまドレッシング、淡白な白身魚(さわら、たらなど)にはさっぱりした玉ねぎドレッシングがおすすめ。

まず、メカジキの切り身に塩コショウを振り、10分置きます。

10分置いた後、余分な水分をキッチンペーパーで拭き取りましょう。

次に、ジッパーバッグに切り身と好みのドレッシングを入れます。

ジッパーバッグの空気を抜くように袋を閉じ、金属製のバットに置いて冷凍庫で保存してください。

ちなみに、冷凍庫で1か月程度保存が可能です。

下味が付いていると、忙しい時にサッと焼くだけで料理ができ上がるので嬉しいですね。

下味を付けて冷凍した魚を焼く時は?

ここからは、解凍して焼く時のポイントを紹介します。

まず、冷凍した切り身を解凍します。表面に付いたドレッシングが拭き取れるくらいまで解凍されていれば大丈夫です。

焼く時に焦げないよう、切り身の表面についたドレッシングをキッチンペーパーで拭き取ります。

この時、ジッパーバッグに残ったドレッシングは残しておきましょう。

フライパンに小さじ2杯のごま油を入れ、切り身が焦げないよう弱火で焼きます。

切り身に火が通ったら、ジッパーバッグに残ったドレッシングを入れてください。

生魚を漬けていたドレッシングなので十分な加熱が必要です。切り身をフライパンの端によけ、ドレッシングを入れましょう。

ドレッシングが沸々と煮えたら、切り身に絡めます。

皿に盛り付けたら完成!

半信半疑で作ってみましたが、身がパサつかずしっとりしていて、生臭さもなくなっていました。

ごまドレッシングのクリーミーさが絶妙にマッチしていて、とてもおいしかったです。

簡単に作れるので、魚の切り身が安売りしている時にたくさん買って冷凍しておくのもおすすめです!


[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]


出典

株式会社ニチレイフーズ

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