障害者のボート競技「パラローイング」でパリパラリンピック出場を目指していた米子市の森卓也選手が、21日のアジア・オセアニア予選で繰り上げ優勝を果たし、見事パラリンピック出場権を獲得しました。
21日、韓国で行われたパリオリンピック・パラリンピックのアジア・オセアニア予選。パラローイングでは、米子市の森卓也選手が、PR1男子シングルスカルの決勝に出場しました。
順位は2位でしたが、1位だったカザフスタンの選手に機材に関する不備などがあったため繰り上げで優勝し、森選手はパリパラリンピック出場権を獲得しました。
米子市の伊木隆市長は、「けがやコンディション不良とも戦いながら、鍛錬を積んできた森選手の努力が実を結んだことをとてもうれしく思います。地元・錦海の漕艇場で練習を重ね、日本代表の切符をつかまれた森選手は地元の誇りです。米子から世界の舞台へ漕ぎだした森選手のご活躍を心よりお祈りしております」とコメントしています。
パリに向け、山陰勢の活躍に期待がかかります。