赤楚衛二、坂本龍馬役で6kg減量 監督がお願い「ぽっちゃりしてたので『痩せてください』と」

製作報告会に登場した赤楚衛二【写真:ENCOUNT編集部】

GACKTのアドバイスに感謝「座り方ひとつで見え方変わる」

俳優の赤楚衛二が22日、都内で行われた映画『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(7月26日公開)の製作報告会に、主演の浜辺美波、GACKT、観月ありさ、竹中直人、野村萬斎、武内英樹監督とともに出席した。役作りの一環で6キロ減量したことを明かした。

劇中で坂本龍馬を演じる赤楚は「見た目でまず気をつけたのは、ワイルドにカッコよく、男らしく、というところを求めてがんばってきたものの、ちょっと僕、ひとつ前の作品(『六人の嘘つきな大学生』)で顔がぷくっとしちゃって。若い感じの顔になっていたから、ご飯を節制して、痩せていこうという話になった。6キロくらい落としまして」と告白。「そしたら顔つきも(坂本龍馬らしく)きつくなっていった」と回顧。

武内監督は「ぽっちゃりしてたので『痩せてください』と。で、赤楚くん、めちゃくちゃ優しい人なんですよ。人が良すぎるんで、最初なかなかワイルドな竜馬にならなかった。夜飲みに行って、酔っ払ってピョンピョン跳ねながら説教して(笑)。『もっと強い男になってくれ~!』って説教したら、次の日からよくなりました」と笑った。

続けて赤楚は「本当に色んな人に、どうやったらカッコいいお芝居になるのか、坂本龍馬を演じられるのか、と(聞いた)。例えばGACKTさんからも、座り方ひとつで見え方変わるんだよ、と教えてもらった。本当に色んな人に助けていただいた」と感謝。

それを聞いてGACKTは「たぶん撮影の終わりだったんじゃないですかね? おっそい(笑)」と明かし、報道陣を笑わせた。

また、赤楚はヒゲを生やす役作りを振り返って「なかなかないですね。ヒゲ剃らなくていいのはすごい楽でした」と話した。

同報告会では、ポスタービジュアルや本編映像などが初お披露目された。

同作は、14万部超を記録する同名ビジネス小説を原作とする和製ヒーローエンターテインメント作品。コロナ禍真っ只中の2020年、首相官邸でクラスターが発生し、あろうことか総理が急死した日本に、日本の歴史に名を刻む錚々たる偉人が議員バッジをつけて大集結。現代の日本と歴史上の偉人という壮大なジェネレーションギャップが生まれる様を描く。

テレビ局政治部の新人記者として、最強内閣のスクープを狙う主人公・西村理沙を浜辺が演じる。また、歴史的偉人の中から、内閣官房長官・坂本龍馬を赤楚、経済産業大臣・織田信長をGACKT、文部科学大臣・紫式部を観月、財務大臣・豊臣秀吉を竹中、そして内閣総理大臣・徳川家康を野村が演じる。ENCOUNT編集部

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