札幌市交通資料館リニューアル 地下鉄運転体験コーナーも

2017年から休館していた「札幌市交通資料館」が5月1日にリニューアルオープンするのを前に、展示内容が報道陣に公開されました。

札幌市交通資料館は、市営交通の歴史を紹介する施設として1975年に作られましたが、耐震工事のため7年前から休館していました。今回のリニューアルでは、およそ13億円をかけ施設を増築し、新たな展示物を導入しました。

三品記者「大正時代に最初に札幌の街を走った木製の路面電車です。こちらは実際に乗車することができ、ノスタルジックな雰囲気を感じられるほか、窓には当時の電車の映像が映し出されています」。

ジオラマを使った地下鉄の運転体験コーナーやボタンを押すと市電や地下鉄の車内アナウンスが流れる展示もあります。

中山英樹館長「昔はこうだったんだと孫や子どもに教えられる場所があると良いなと」。

入館料は無料で、今年は5月1日から10月末まで開館します。

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