札幌の藻岩山でロープウエーの緊急停止想定した救助訓練 

札幌・藻岩山できょう、ロープウエーの緊急停止を想定した訓練が行われました。訓練は、ふもとの「山麓駅」を出発したロープウエーが50メートルほど進んだ地点で機械故障により緊急停止し、乗客が取り残されたとの想定で行われました。施設のスタッフや札幌市消防局の救助隊などおよそ30人が参加し、停止原因を調べたほか、乗客の救助・誘導までの流れを確認しました。もいわ山ロープウェイでは5年前、ゴンドラが鉄塔にぶつかり、乗客ら7人が負傷する事故が起きています。

札幌・中央消防署 前川昌広警防課長「これから観光シーズンになってゴールデンウイークも控えていて、多くの来場者が見えられると思いますので、万が一事故が起きた時に迅速に対応できる体制を取りたい」

もいわ山ロープウェイ夏季営業は今月26日から始まります。

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