クマの目撃件数が、例年より大幅に増えているという。
21日午後3時45分ごろ、秋田・由利本荘市の住宅で、クマ1頭が玄関のガラスなどを割って家に侵入した。
クマは体長約1メートルで、家の1階を2分ほど歩きまわり、台所にあるカーテンの一部を壊したあと、近くの山に走り去っていった。
住人の女性は当時2階にいたが、ガラスが割れた音に気付き、警察に通報した。
警察が駆けつけたころには、クマの姿はすでなく、女性にけがはなかった。
秋田県内では2024年、クマの目撃件数が例年の同じ時期と比べ大幅に増えていて、注意を呼びかけている。