NPBが昨季の進路調査結果を発表 90%超が野球界残るも…5人が進路「不明」

NPBが昨季の進路調査結果を発表した

NPBは22日に2023年シーズンで戦力外となった選手や現役を引退した選手の計153名に対して行った進路調査の結果を発表した。

同調査は外国人選手や同一球団内で育成選手として再契約した選手を除き実施。平均年齢は27・1歳(2023年10月31日時点)で平均在籍年数は6・8年だった。

最も割合の多かった進路は野球関係で140人と全体の91・5%。中でも28・76%だった育成契約を含むNPB関係が計93人で60・78%を占めた。また、野球関係以外では一般企業に就職した人数は7人で、自営(家族経営を含む)および起業した者も1人いた。

一方で「不明」の項目には5人がカウントされ、全体の約3%の先行きが不透明といった形に…。NPBがX(旧ツイッター)で報告した調査結果に対してファンからは「進路不明が5人もいる…」「調査票返送してないってことだと思うけど、心配になるな」「5人にも幸あれ」などと心配する声が殺到。昨今ではアスリートのセカンドキャリアが大きな注目を集めている中で、当事者たちでなく一般のファンからも関心を集める結果となったようだ。

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