川崎新都心街づくり財団 麻生区小学校に絵本寄贈 市長から感謝状受ける 川崎市多摩区・川崎市麻生区

(左から)平本さん、中島理事長、福田市長、山本区長、区職員

一般財団法人川崎新都心街づくり財団は4月、同財団が監修、東京都市大学名誉教授の平本一雄さん(79)が文・絵を手掛けた絵本『丘のまちの物語知っておきたい麻生の歴史』を、麻生区内の全小学校の5年生、全教員、市内図書館に寄贈した。4月3日には、山本奈保美麻生区長らと共に川崎市役所を訪れ、福田紀彦市長から感謝状を贈呈された。

寄贈した絵本は、約3700冊。当日は同財団の中島眞一理事長と平本さんが、福田市長に制作の経緯や思いなど、絵本について説明。絵も平本さんが手がけたことを聞くと、福田市長が目を丸くする姿も見られた。

福田市長は、川崎市市制100周年で掲げている「知って、関わって、好きになる」というスローガンに触れながら、「自分たちのまちを知ることによって好きになることにつながると思う。こういう形で残してもらえたことはすごく大きい」と謝辞を述べた。

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