自分で作る大人のビーズ刺繍アクセサリーの作り方

今回は、ビーズ刺繍アクセサリーの作り方を紹介します。

以下の道具と材料を用意しましょう。

  • ハサミ
  • ビーズステッチ糸
  • 接着剤
  • ビーズ刺繍用針
  • 合皮
  • フェルト
  • アクセサリー金具
  • 5mm角チェコビーズ
  • 丸小ゴールドビーズ
  • 8mmスパンコール
  • 4mmパールビーズ
  • 7mmナツメビーズ
  • 爪楊枝(あると便利)
  • 目打ち

準備

まずは、中心になるチェコビーズに接着剤を少量つけて、フェルトに貼り付けます。
画像のように、ダイヤの向きで貼り付けてください。

接着剤を乾かす間に、針と糸を準備しておきましょう。
糸は60cmくらいあれば足りますよ。
フェルトから抜けないよう、大きめの玉止めをします。

ビーズ刺繍アクセサリーの縫い方

接着剤が乾いたら、次の工程へ進みましょう。
糸抜け防止に、フェルトの裏から針を出し、2回ほどフェルトに針を通します。
貼り付けたビーズも、糸を2回通しておけば取れる心配がありません。

糸を2回通したら、ダイヤの角から針を出します。

丸小ゴールドビーズを2粒ずつ縫い付けるので、2粒拾います。

1辺のちょうど真ん中に針を刺します。

1粒戻ったところに針を出して、2粒目にもう一度糸を通します。
縫うたびに指で押さえて形を整えると、きれいに仕上がりますよ。

先ほどと同じように2粒拾い、今度は角から0.5粒分出たところに針を刺します。
1粒戻ったところに針を出して、2粒目にもう一度糸を通しましょう。

一度針を裏に通して、新しく2辺目を縫っていきます。
四角の形を保つために続けて縫わず、直線を縫い終わったら次の直線を新しく縫っていきましょう。

縫い方は同じで、角から針を出して2粒拾います。
1粒戻ったところに針を出して、2粒目にもう一度糸を通しましょう。

2粒拾って、辺の真ん中に針を刺します。
1粒戻ったところに針を出して、2粒目にもう一度糸を通しましょう。

2粒拾い、角を0.5粒分通り越したところに針を刺します。
この繰り返しで残り2辺も縫いましょう。
縫うたびに指で形を整えてくださいね。

4辺縫えたら、最後にもう一度糸を通して形を整えます。
角から針を出して、1粒目から4粒目まで通しましょう。

ここも、四角を保つために1辺ずつ区切ってくださいね。

形が整ったら、パールビーズを縫い付けていきましょう。
角の1粒の脇から針を出します。

4mmパールビーズを1粒拾って、また脇に針を刺します。

大きめのビーズはコロコロして不安定なので、指で調整しつつ、2回糸を通して動かないように固定します。

パールビーズの脇から針を出して、次はナツメビーズを1粒拾います。
こちらも位置を調整しつつ、2回糸を通してください。

パール・ナツメビーズもつなげて縫わずに、 1粒ずつ切り離して縫うと四角が保ちやすいですよ。
つなげて縫うと丸くなりやすいので、注意しましょう。

同じ手順で残りも縫い付けていきましょう。
最後まで縫い終えたら、向きを見てスパンコールを縫っていきます。
お好みの向きで大丈夫ですよ。

今回、スパンコールは片耳分で5枚使いますね。
3枚目がパールの下にくるようにするとバランスがいいので、画像のようなバランスで縫っていきます。

スパンコールと丸小ゴールドビーズを一緒に縫っていきます。
スパンコールの位置を確認して、縫い付けましょう。
丸小ゴールドビーズが縦になりますが、縦で正解です。

裏から針を出し、もう一度スパンコール、ビーズを通します。
2枚目も同様に縫い付けましょう。

3枚目はパールの下から針を出し、スパンコールのみ縫い付けました。
好みの問題なので、他と同じようにビーズを入れても構いません。

5枚縫い終えたら、最後に適当な隙間から針を出します。
糸が抜けないように数回通して、裏で玉止めをしましょう。
これで縫う作業は終了です。

裏処理のやり方

余分なフェルトを切って、裏処理をしていきます。
糸を切らないように注意しながら、フェルトを切りましょう。

今回は、形に忠実に沿わず、ザックリとダイヤ型にカットしました。
この方が裏処理が簡単できれいにできますよ。

合皮をフェルトが収まるサイズに切って、金具を付ける位置を確認しておきます。

合皮に穴をあけて、ピアス金具を通します。
今回は、目打ちを忘れたのでミシン針で代用しました。
合皮と金具の間に接着剤を塗って、しっかり密着させます。

余分な接着剤は、爪楊枝で取りましょう。
1時間乾かして、しっかり接着させます。
余裕があれば半日ほど乾かすと、さらに良いですよ。

では本体とくっつけていきましょう。
まず、爪楊枝に接着剤を少量取ります。

本体のフェルトに接着剤を塗ります。
爪楊枝やヘラを使って、すみまでしっかり接着剤を伸ばしましょう。

金具の位置を確認しながら、慎重にくっつけます。
金具がズレた場合、すぐになら微調整できますし、剥がしてもう一度やり直すこともできるので、安心してくださいね。

金具位置が整ったら、いろんな方向から押して強度を高めます。

4~5時間乾かしてほぼ固まったことを確認してから、合皮のいらない部分をカットします。
フェルトをダイヤ型にざっくりカットしたおかげで、合皮も整えやすいです。

細かい部分を整えたら完成です。
商品にする場合は、この後1日ほど乾燥期間を設けるとしっかりと接着されますのでオススメです。

完成

今回紹介したデザインは、そのままのデザインで制作・販売していただいて構いません。
ご自分用にも、販売用にも、プレゼント用にもぜひお楽しみください。

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