「都民が提案し、都民が選ぶ」 生活の気づきを直接、都の施策に反映させる事業提案制度

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は「都民による事業提案制度」の都民からの提案募集や、水辺空間に新たなにぎわいを創出する持続可能な事業を支援する取組を紹介しました。

◆"都民による事業提案”募集

東京都では、「都民による事業提案制度」の提案を募集しています。
この制度は、普段、生活する中で感じる気づきなどを、「都民が提案し、都民が選ぶ」ことで、都民の声を直接、都の施策に反映させる、都政参画の仕組みです。
同時に、従来の発想に捉われない新しい発想の活用を目指しています。

提案できるのは、都内在住、在勤、在学の15歳以上の人や、都内に活動拠点のある法人や団体などです。
昨年度は、847件の提案をいただき、都民の皆さんによる投票結果を踏まえ、八つの事業を予算に反映しました。

都民の皆さん身近な経験をもとにした提案が、多く事業化されています。例えば、「インクルーシブ体験」プログラム事業は、インクルーシブシティ東京の実現に向け、障害のある人などと関わる体験学習の機会を都立高校生に提供する提案です。

募集する事業分野は、特に制限していません。さまざまな分野で幅広く提案を受け付けています。

15歳以上から提案でき、また、個人だけでなく、大学のゼミなどの任意のグループによる提案も可能です。

応募方法は、郵送のほか、パソコン、スマートフォンなどで簡単にアクセスできる提案応募フォームが用意されていますので、お気軽に応募してください。募集の締め切りは、5月31日(金)です。

提案いただいた内容を審査した上で、7月下旬に都民の皆さんによるインターネット投票を実施します。

皆さんの発想が東京を動かします。
東京の未来を一緒につくっていきましょう。

皆さんからの提案をお待ちしています。少しでも興味をおもちになられたら、ぜひ、「都民提案」で検索してみてください。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/04/05/10.html
https://www.zaimu.metro.tokyo.lg.jp/zaisei/zaisei/teian/tomin/7tomin

◆"水辺のにぎわい創出”助成金

都と東京観光財団は、水辺のにぎわい創出事業の募集をしています。

これは、地域が主体となり、旅行者を魅了する観光まちづくりを進めるため、水辺空間に新たなにぎわいを創出する持続可能な事業を支援する取組です。

助成対象者は観光協会や商工会、民間事業者などで、対象事業は新たな水辺のにぎわいを創出するための施設整備やイベントです。

助成限度額は1団体あたり1,000万円で、対象期間は交付決定日から2025年9月30日(月)までです。

助成の申請は、必要書類を簡易書留など配達記録が残る方法で送付してお申し込みください。

申請受け付け期間は、6月14日(金)午後5時必着です。

詳しくは、東京観光財団のウェブサイトをご覧ください。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/04/08/07.html
https://www.tcvb.or.jp/jp/news/2024/0408_5929/

◆"多言語コールセンター”利用事業者募集

都は、24時間対応の多言語コールセンターサービス事業の今年度利用事業者を募集しています。

多言語コールセンターは、外国人旅行者との円滑なコミュニケーションを支援するために、オペレーターによる電話通訳サービスと、Eメールなどの翻訳サービスを、24時間、行っています。

利用申し込みは、宿泊施設、飲食店、小売店、それぞれに向けた多言語コールセンター事務局の申込フォームから行ってください。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/03/28/39.html

番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:杉浦みずき、白戸ゆめの
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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