GWのおうち時間にトライしてみて!
この春の大型連休には、お庭のオシャレ化計画を進めてみませんか?
庭づくりのプロにお願いする場合は費用がちょっと気になりますが、手軽にできるガーデニングDIYなら家計に優しく楽しみながらお庭の雰囲気を自分好みに仕立てることができますよ。
庭のDIYに役立つ便利なアイテムの一つが「レンガ」。色や形、サイズが違う種類がたくさんあり、さまざまなシーンで活用することができます。
そこで今回は、レンガでどんなDIYができるのか、活用例とアイデアをご紹介。ぜひ庭のオシャレ化計画にお役立てください!
※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
ガーデニングDIYにオススメなのは?覚えておきたい「レンガの種類」
レンガには大きく分けて「日干しレンガ」「焼きレンガ」「新燃(しんもえ)レンガ」の3つの種類があります。
日干しレンガ
土・砂・水を混ぜて成形し、天日干しで乾燥させたレンガ。適度に強度があり、湿気に強いのが特徴です。
焼きレンガ
土・砂・水を混ぜて数日間寝かせ、成形したものを乾燥させてから高温で焼きあげたレンガです。「焼成レンガ」とも呼ばれています。耐久性や摩擦性に優れているのが特徴です。
新燃(しんもえ)レンガ
火山灰を原料にして作られたレンガ。耐久性・透水性に優れ、おもにインフラ整備や公共工事などに使われています。
庭のDIYで使うなら、ホームセンターでも入手しやすく、かつ耐久性もあってコスパもいい焼きレンガがオススメです。
焼きレンガにも見た目やサイズが違う種類がたくさんあるので、色々な種類を見比べ、自宅の雰囲気にあうレンガをセレクトしましょう。 次では、レンガを使ったガーデニングDIYアイデアを5つご提案します!
庭のオシャレ化計画の救世主!レンガを使ったガーデニングDIYアイデア4選
置くだけ&並べるだけの「簡単花壇」
レンガを置くだけ・並べるだけで、簡単な花壇ができ上がります。真っ直ぐ並べるのも悪くありませんが、例えば曲線を描いたり、立体系の「キューブレンガ」を使ったり、デザイン性が高いレンガを使うとよりオシャレな花壇をつくることが可能。円形の花壇をつくりたいときは、台形のかたちをした「サークルレンガ」を使うのがオススメです。
※レンガを積み上げてつくる花壇は、施工に高度な技術が必要です。業者に依頼するか、2〜3段程度の低い花壇までに留めておきましょう。
庭を歩くのが楽しくなる「小道づくり」
庭に小道があると、アクセントがうまれてオシャレな雰囲気になります。
真っ直ぐな小道や曲った小道、飛び石のように庭の奥へと誘導する小道など、スペースに応じた小道をデザインしてみましょう。
小道の横に植物やガーデンライトを添えるのもステキですよ。並べ終わったあとにガタガタしないよう、整地はしっかりとおこないましょう。
雑草・ぬかるみ防止に「テラス」
庭の雑草やぬかるみが気になるときは、レンガを敷いてテラスをつくってみるのもオススメ。
置いて並べるだけでもテラスをつくることは可能ですが、土壌を平らに整地して砕石とカラモル(水が含まれていないモルタル)を敷き、その上にレンガを並べたほうが比較的安定します。
目地はモルタルか珪砂(石英砂)を利用すると良いでしょう。
貼るだけ簡単「壁・塀」
外壁をレンガ仕様にしたいときは、厚さ1〜3センチ程度の「ブリックタイル」を使うのがオススメ。軽量なので重さで落下する心配も少なく、既存の外壁に貼り付けるだけなのでDIY初心者でも容易に施工することができます。
近年は強度と防水性に優れた「タイル用接着剤」、またブリックタイルと接着材がセットになっているものも販売されています。ぜひホームセンターでチェックしてみてください。
まとめにかえて
レンガはさまざまな活用法がある有能なアイテム。見た目やサイズが違う種類がたくさんあるので、庭の雰囲気にあうタイプがセレクトできるのも大きな魅力です。
ただし、高く積み上げる施工は高度な技術が必要なので、無理せずに業者に依頼することをおすすめします。
まずはできるところから、無理のない範囲でレンガのDIYを楽しんでくださいね。