クリッパーズがマブスとの初戦に快勝…ジョージは「このチームの贅沢なところは…」

4月22日(現地時間21日、日付は以下同)。ロサンゼルス・クリッパーズはホームのクリプトドットコム・アリーナで「NBAプレーオフ2024」ファーストラウンド初戦に臨み、ダラス・マーベリックス相手に最大29点差をつけ、109-97で一蹴した。

修復手術を受けた右ヒザの炎症により、カワイ・レナードを欠いたものの、クリッパーズは6本の3ポイントシュートを沈めたジェームズ・ハーデンが28得点に8アシスト2ブロック、ポール・ジョージが22得点6リバウンド3アシスト、イビツァ・ズバッツが20得点15リバウンド、ラッセル・ウェストブルックが13得点4リバウンド4アシスト2スティール、テレンス・マンが13得点9リバウンドをマークして勝利に貢献。

「俺たちはもちろん、準備が整ったらカワイには戻ってきてほしい。でもこのチームの贅沢なところは、プレーオフのビッグゲームを何度も経験してきたジェームズ、俺、ラス、ノーム(ノーマン・パウエル)がいることなのさ」

大事なシリーズ初戦を白星で飾ったクリッパーズには、ジョージがそう語っていたように経験豊富な選手たちがそろっている。また、「コートに出たら、ポストで相手をこらしめてやろうとしている。このチームにとって、ベストバージョンの自分になりたいんだ」と口にしていたズバッツがプレーオフ自己最高得点を奪取。

一方、敗れたマブスはルカ・ドンチッチがゲームハイの33得点に13リバウンド6アシスト、カイリー・アービングが31得点7リバウンド4アシスト2スティール、PJ・ワシントンが11得点7リバウンド2スティールを記録も、チーム全体でフィールドゴール成功率38.8パーセント(31/80)、3ポイント成功率30.3パーセント(10/33)に終わった。

それでも、後半は67-53とクリッパーズを上回っており、フィールドゴール成功率56.4パーセント(22/39)、3ポイント成功率53.3パーセント(8/15)と復調したこともあり、ジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)はこう話していた。

「ルカはオープンの味方を見つけていた。我々はあまりシュートが入らなかっただけ。このチームが後半に見せたプレーは気に入っている。そこから構築していかなければならない」

レナードの復帰時期が気になるところだが、24日のシリーズ第2戦で、マブスが初戦の後半に見せたプレーを持続させることができるか注目していきたい。

【動画】シリーズ初戦に勝利したクリッパーズのハイライト!

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