児童「せーの!助けてー!」新小学1年生118人が不審者に会ったときの対処学ぶ

新学期に入り、子どもたちの防犯意識を高める活動が始まっています。金沢市内の小学校では22日、新1年生を対象にした防犯教室が開かれました。

児童一同「せーの!助けてー!」

金沢西警察署が開いた防犯教室では、金沢市の大徳小学校の新1年生118人が、安全な横断歩道のわたり方や不審者に会ったときの対処法などを教わりました。

「手を挙げて、わたりましょう!」

金沢西署のマスコットキャラクター「にしまもるくん」も登場し、不審者に話しかけられたときは大声で助けを求めるなど対策を呼びかけました。

金沢西警察署生活安全課・坂下裕一郎 警部補
「行動範囲が格段に広がるということは、事件や事故に巻き込まれ可能性が大きくなるので、新入学の時期をとらえて、このような防犯教室を開催いたしました。」

県内では今年に入り3月末までに、中学生以下の児童生徒が不審者に声をかけられるなどの事案が55件発生していて、金沢西署では順次、ほかの小学校でも防犯教室を開く予定です。

© MRO北陸放送