みつばちブンブン大作戦 幼稚園児らがサクランボ授粉体験 群馬・沼田市

群馬県沼田市の農園で、地元の幼稚園児らがサクランボの花に花粉をつける授粉作業を体験しました。

「みつばちブンブン大作戦」と題した授粉の体験には地元の利南幼稚園と薄根幼稚園の園児あわせて9人が参加しました。これは沼田さくらんぼ組合が市内で栽培が盛んなサクランボについて子どもたちに学んでもらおうと開いたものです。

子供たちはミツバチが行う授粉作業の説明を受けたあと、現在満開になっている
「紅さやか」の花から「佐藤錦」の花へ花粉をうつす作業を始めました。ダチョウの羽などでできた「毛バタキ」を使って、花を優しくこすりながら花粉を移していきます。

22日は雨上がりで農園内の気温が低く、ミツバチが活発ではないため授粉作業に良い条件になったということです。子どもたちは高い位置にある花にも花粉をつけようと、背伸びをして、作業に取り組んでいました。

サクランボは6月上旬に実をつけ、授粉作業を行った子どもたちが収穫も体験するということです。

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