仙台が阿部真冴橙のユース育成特別枠での活動終了を発表…B1最年少更新「成長した姿を」飛躍誓う

4月22日、B1東地区の仙台89ERSは、阿部真冴橙が2023-24シーズンのユース育成特別枠選手としての活動を終了したことを発表した。

地元宮城県出身の阿部は、182センチ71キロのポイントガード兼シューティングガード。宮城県立利府高校に在籍しながら、仙台U18でプレーしていたが、昨年12月に育成特別枠としてトップチームに合流すると、第14節の千葉ジェッツ戦でB1デビュー。16歳3カ月17日でB1最年少出場とB1最年少得点を記録した。

その後、B1に出場したのは3月6日の第25節・秋田ノーザンハピネッツ戦のみで、通算2試合50秒のプレータイムで3得点というスタッツだった阿部。今回の発表に際して、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「まずはこのような経験を与えてくれた志村社長はじめクラブ関係者の皆さまに感謝いたします。そしてあたたかく迎えてくれた藤田ヘッドコーチ、選手の皆さん、チームスタッフの皆さん、ファンの皆さん、本当にありがとうございました。自分にとってこの期間はとても成長ができました。トップチームとして練習や試合をして、プロになるということはどのようなことなのか、そして、これからプロ選手になるために何が必要なのかを肌で感じられました。このような経験を生かし、成長した姿をファンの皆様の前で見せられるように頑張ります。改めて本当にありがとうございました」

【動画】なんと3ポイントで決めた!阿部真冴橙がB1史上最年少得点を挙げた瞬間

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