ソフトバンク有原航平、23日はロッテ佐々木朗希と先発対決「初戦は大事。絶対に勝ちたい」 19年から8連勝中の好相性は「たまたま」

倉野コーチ(右)とキャッチボールする有原(撮影・穴井友梨)

ソフトバンクの有原航平投手(31)が、23日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発する。22日はペイペイドームでの投手練習で調整。チームは先週の日本ハム、オリックスと続いた2カードで1勝2敗2分けとペースダウン。2位につける日本ハムに1ゲーム差まで迫られており、「(カードの)初戦は大事なので、絶対に勝ちたい」と意気込んだ。

16日の前回登板は、古巣の日本ハム戦(エスコンフィールド北海道)に先発。1点リードの3回に先頭打者への死球などで走者をため、郡司裕也に逆転3ランを浴びて今季2敗目を喫した。「真っすぐがシュートしていた」。この1週間で修正して「良い調整ができたと思う」と手応えを口にした。

ロッテには日本ハム時代の2019年5月に黒星を喫して以降、8連勝中。通算21勝7敗と大きく勝ち越している。「たまたまだと思う。毎試合、毎試合やることは変わらない」。佐々木朗希との先発対決となる一戦を前に「相手投手どうこうではなく、相手の打線と対戦」と言い切った。(大橋昂平)

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