外国人の増加に伴う運転免許需要に対応 免許学科試験にベトナム語表記追加【徳島】

外国人の増加に伴う運転免許需要に対応しようと、徳島県運転免許センターでは、4月22日から、運転免許の学科試験をベトナム語でも受験できるようにしました。

県警運転免許課によりますと、ベトナム語表記の学科試験が受けられるようになったのは、学科試験のうち、自家用車などを運転できる1種免許のうち自動2輪を除いたものと、仮免許、さらに、原付と小型特殊免許です。

松茂町の県運転免許センターで受験可能で、仮免許は県内すべての教習所でも受験できます。

また、バスやタクシーなどを運転できる2種免許の学科試験を、英語表記で受けられるようになりました。

学科試験の多言語対応は、トラック運転手の残業時間規制や各業界の人手不足を背景に外国人労働者の免許需要が高まり、全国の警察で順次導入されています。

出入国在留管理庁によりますと、県内の在留外国人の数は7343人で、ベトナム人が2098人と最も多くなっています。

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