「安全運航に対する意識を高めて」 大型連休を前に遊覧船の安全点検 救命胴衣の設置や無線などを重点的に確認 鳥取県岩美町

まもなく始まるゴールデンウイーク。こうした中、鳥取県岩美町で浦富海岸などをめぐる遊覧船の安全点検が行われました。

この安全点検は鳥取海上保安署と中国運輸局が、例年観光客が増える大型連休を前に実施しています。4月22日は、鳥取県岩美町の浦富海岸を巡る遊覧船5隻の点検が行われました。

鳥取海上保安署の職員

「今向こうのほうに(消火器が)置かれてて、すぐに取り出せるようにしておかないと…」

2022年の北海道・知床半島沖での観光船事故を受け、救命胴衣が定員分設置されているか、無線が正常に作動しているかなどをより重点的に確認していきました。

鳥取海上保安署 大橋勉 署長

「海上レジャーが活発化するため海難事故の発生が心配されます。安全運航に対する意識を高めていただいて、責任をもって運航していただくということを訴えていきたいと思います」

山陰松島遊覧では、今後も定期的な点検を行い安全運航に努めていくということです。

© 日本海テレビジョン放送株式会社