「ブレイキングダウンに出てたような非行に走っていた」東京女子一期生が8年ぶりに復帰戦!記者会見中にギャルレスラーとクライナーで乾杯一気!

22日、PPPTOKYOが新入団選手としてKANNAことDroog-K(どるーぐ・けー)の再デビュー戦を発表した。

Droog-K(以下DK)は、2013年に東京女子プロレスの一期生として17歳でデビュー。プレ旗揚げ戦から山下実優&木場千景とともに東女を支えたオリジナルメンバーの3人のうちの一人であり、大家健を尊敬して炎のスピアーを得意技として使っていた。
沙希様率いる美威獅鬼軍の第一期メンバーでもあり、沙希様撤退後は蛇界軍入りしてポイズンKANNAになるなど迷走。人間のKANNAに戻りはしたものの、2016年にプロのラッパーになるためにプロレスを引退した。
2022年に行われた東京女子プロレス初の両国国技館大会でオープニングに姿を表し挨拶したものの、それ以外では全く姿を表すことをせずに表舞台から遠ざかっていた。

この日会見に出席したDKは再デビューの経緯として「レスラー辞めてから5年間、様々なバイトをしてたんですけどろくに続かなくて。東女時代高校中退したんですけど、両親の離婚や複雑な家庭環境を言い訳にしていろんなことから逃げて、フラフラサボりながら遊び歩いていた中でClubでマリカちゃんと久しぶりに再会して。その時に『プロレス練習来てくださいよ』ってテキーラ片手に言ってたんで、まあ冗談だろうと思ってたんですけど会う度会う度『プロレス面白いよ』って、『練習来てくださいよ』って言ってくれて。それですぐにPPP見に行って、かつて中学生だった後輩のマリカが命かけて闘ってるところだとか、選手たちも涙ながらに強大な敵に立ち向かっていく姿とか、そういったものを目の当たりにして、もう魂が震えて自分の中で。自分このままでいいのかな?と思って、そこでまたプロレスやろうと思って、前回も中途半端に終わっちゃったんで、またプロレス人生再開して、ここから切り返して人生やってこうとそう思って再復帰決断しました」と真っ直ぐな目で思いを語る。
三富兜翔代表いわく「一歩間違えてたらブレイキングダウンに出てたような非行に走っていたわけですけど、その非行がプロレスに救われた」とのことで、BREAKING DOWNのちゃんよたと胸毛ニキを抱えるPPPとして一人の少女を救った形になる。

そんな真面目な空気の会見に元東女の“ギャルレスラー”小橋マリカはクライナー片手に現れると「イエーイ!DK?復帰、おめでと~!てことで、今日なんか復帰祝いのパーティーって聞いたから大阪から来たんだけど、とりあえずKPしとこーと思って」とDKにクライナーを渡しその場で乾杯一気飲み。
そして笑顔で「もう元々ずっとプロレスに対して心残りあるんだろうなみたいなのは感じていたのがあって、しかもめちゃくちゃプロレス詳しいんですよね。すごいメジャーの誰しもが知ってる団体じゃない、ほんとにインディーの際の際まで知ってるというか、え!?そこ好きなんだ!?みたいな!私もなんかそのタイプなんで、なんかこんなに知識あってプロレス好きなのにやんないなんてもったいないなって純粋に思ったんですよね。それで声かけました」とDK勧誘の思いを語った。

DKの再デビュー戦は5月27日新宿FACEに決定。対戦カードは小橋マリカ&Droog-Kvs水波綾&野崎渚となり、いきなりAEWやNOAHなど第一線で活躍する相手との闘いとなった。

『Fantastic Phantom-夢幻なる一夜-』
日程:5月27日(月)
開始:19:00
会場:新宿FACE

▼Droog-Kデビュー戦 RE:START-また立ち上がる日に-
小橋マリカ(フリー)/Droog-K
vs
水波綾(フリー)/野崎渚(フリー)

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