岡山県渋川青年の家で今年度も恒例の海事研修が始まりました。きょう(22日)は県内2つの小学校の5年生が参加しカッター漕ぎに挑戦しました。
「よいしょ」「あきらめるな」
(砂山祐佳里記者)
「長さ9m、重さ1500kgの船が小学生の手によってゆっくりと動き始めました。」
(児童)
「痛い!」「重い!!」
無事に船が海へ浮かぶと歓声が上がりました。
「浮かんだー!」
岡山県渋川青年の家で始まった今年度の海事研修です。昨年、新型コロナウイルスが5類に移行してからはコロナ禍以前と同様の形で実施されていて、きょうは139人の児童が参加しました。
カッター一艇につき約30人の児童が乗り込み3人がかりで一本のオールを動かします。穏やかな日差しの中児童らは元気な掛け声ともに海へと漕ぎだしていきました。
(小学5年生)
「最初は簡単かと思っていたけど、やってみると結構難しかった」
(小学5年生)
「よーいしょの『しょ』のところが疲れた。せーの、ブラボー!」
きょう参加した児童ら139人は渋川青年の家に一泊し、あしたは地引網に挑戦するとのことです。