【鹿児島市喜入】自家焙煎店の極上コーヒーが楽しめる「06 coffee」

「シンプルに美味しいをたのしむ」をコンセプトに、2023年12月に喜入にお店をオープンした「06 coffee」。流通や品質にこだわったコーヒーの自家焙煎店として、オーガニックコーヒーなどのお取り扱いしています。

コーヒー以外に販売しているお菓子の材料にもこだわっているそう。「なぜ、そこまでこだわっているのか?」など、お店の魅力に迫っていきたいと思います。

スペシャルティコーヒーとは

06 coffeeの名前の由来は、「0」はコーヒー豆に似ている+「6」は奥さまの誕生日が6だけで構成されているからだそう。0のコーヒー豆という発想には、思わず「なるほどなあ」と思ってしまいました。

出典:リビングかごしまWeb

お店は喜入の中名にあります。週末は、イベントに出店をされることが多く、約14日ほど平日にお店をオープンされています。不定休なので、営業日と営業時間は、お店のインスタグラムでチェックしてくださいね。

06 coffeeがお取り扱いしているコーヒー豆は、「スペシャルティコーヒー」というもの。一般のコーヒーとは異なります。

消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。

風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。

カップの中の風味が素晴らしい美味しさであるためには、コーヒーの豆(種子)からカップまでの総ての段階において一貫した体制・工程・品質管理が徹底していることが必須である。(From seed to cup)

具体的には、生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。

そして、適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること。

さらに、適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されることが求められる。

日本スペシャルティコーヒー協会は、生産国から消費国にいたるコーヒー産業全体の永続的発展に寄与するものとし、スペシャルティコーヒーの要件として、サステナビリティとトレイサビリティの観念は重要なものと考える。

日本スペシャルティコーヒー協会

お店のオーナーは、もともとコーヒーが好きではなかったそうです。しかし、スペシャルティコーヒーに出会い、奥さまと一緒にコーヒーを楽しむようになったと仰られていました。そこから、コーヒー豆の焙煎に興味を持ち、会社員をしながら、いろいろと研究を重ねていきました。

こだわりのコーヒー×お菓子

お店でお取り扱いをしているコーヒー豆は7種類。「選ぶ楽しさを味わってほしい」という思いがあり、それぞれの豆の違いを説明した後に、選んでもらうようにしているそうです。ついついお店の人におすすめを聞きたくなってしまいますが、きちんと自分で選ぶことで、よりコーヒーを身近に感じることができそうですね。

コーヒー豆やドリップバッグを買うことができますが、淹れてもらったコーヒーをテイクアウトすることもできます。わたしは、大好きなキャラメルラテ(550円)を頼みました! スペシャルティという言われているだけあって、とても上品な味わいでした。

出典:リビングかごしまWeb

コーヒー以外にも、お菓子を販売されていました。お菓子は奥さまが作られていて、グルテンフリーで米粉を使用したお菓子です。なぜグルテンフリーにこだわっているかというと、旦那さまはお腹が弱く、「身体の調子を整えたい」と小麦粉なしの生活に変えたら、お腹の調子が整ったという経験があるからだそう。

お子さまが3人いらっしゃるのですが、子ども達から「お母さんのお菓子が食べたい」とリクエストがあるという話をお伺いしたので、思わず全種類のお菓子を買ってしまいました!

こちらは、米粉のマフィン(各250円)です。カラフルで美しかったので、すべて写真に撮らせていただきました。わたしが買ったのは、チョコレートです。

出典:リビングかごしまWeb

米粉のシフォンケーキ(220円)と全粒粉オートミールクッキー(170円)。シフォンケーキは、抹茶とチョコチップが良い感じでした! オートミールクッキーは、コーヒー豆と合わせたギフトにもできるみたいですよ。

出典:リビングかごしまWeb

カヌレ(300円)は、想像以上に食べ応えがあり、外はカリッとしていて、中はしっとりとして美味しかったです。(カヌレを食べたのが、初めてだということは、ここだけの話です)

出典:リビングかごしまWeb

地元喜入に根差したいという想い

オーナーは、もともと喜入出身だそう。「地元に根づきたい」という思いが強く、お店の敷地内で月に1回「ロクの庭カフェ」を開催されています。

「コーヒー×○○」と月毎に楽しんでもらえるよう、イベント出店の際に出会った方にお声をかけているとのこと。お客さまにも、出店者さまにも楽しんでもらえるように、毎月1店舗と決めているとのことでした。

出典:リビングかごしまWeb

子ども達が、クラスメイトに声をかけたりするので、子ども達だけでイベントに来られるそうですよ! 地域に根ざしている感じがしますよね。

イベントが気になる方は、お店のインスタグラムをチェックしてくださいね。

出典:リビングかごしまWeb

コーヒー豆の卸やギフトBOXの販売もされています。イベント出店もされているので、ご依頼はインスタグラムのDMからされてみてください。

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