山東省で西太平洋海軍シンポの第19回年次総会

 中国人民解放軍海軍参謀部弁公室の副主任を務める曲濤・上級大佐は20日行われた記者会見で、第19回西太平洋海軍シンポジウム(WPNS)年次総会が21日、中国東部の山東省にある港湾都市・青島で開幕すると発表した。

 「運命を共にする海洋」をテーマとする会期4日間の今年次総会には29カ国から180人以上の海軍代表が出席するという。

 曲氏は席上、WPNSは各国海軍が対話による意思疎通を図り、相互信頼を増進し、協力を深めるための重要なプラットフォームに成長したと述べた。

 曲氏はまた、WPNSの創設メンバーとして、わが国は包摂、平等、協力の原則を守り、シンポジウムの実務に建設的に参加してきたと指摘した。中国は2014年にWPNSの第14回年次総会を主催している。

 曲氏は、中国海軍は各国の海軍とともに、世界と地域の海洋ガバナンスを推進し、海上での安全リスクと挑戦〈課題、試練〉に対応し、海洋運命共同体の構築を積極的に進める用意があると表明した。〔青島4月20日発新華社英語版=中国通信〕

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