海上自衛隊舞鶴地方総監部は22日、部下にパワーハラスメントをしたとして護衛艦「みょうこう」所属の40代男性2等海曹を停職5日の懲戒処分にした。
同総監部によると、2等海曹は2019年7月7日、同護衛艦内で部下隊員に指導する際、胸ぐらをつかみながら足を蹴ろうとした。よけようと後ずさりした部下隊員はベッドで背中を強打し、全治1週間の打撲を負ったという。
2等海曹は動機について「(部下隊員が)普段から決められたルールに従わず、何度も指導しなければならないことに失望と怒りを感じた」と話している、という。