『機動武闘伝Gガンダム』今川泰宏による新規外伝シナリオ公開へ 「俺のこの手が真っ赤に」

「ガンダムGWX30周年プロジェクト」の第1弾として、放送30周年を迎えたTVアニメ『機動武闘伝Gガンダム』の記念イラストが公開され、今川泰宏総監督による新規外伝シナリオが公式サイトで掲載されることが決定した。

『機動武闘伝Gガンダム』は、1994年4月22日より全49話で放送されたTVアニメ。“宇宙世紀”という一続きの世界を描いた従来のガンダム作品とは別の世界を描いた初めてのオルタナティブシリーズの作品で、ガンダムシリーズにおいて大きな転換点となった作品だ。

公開された記念イラストには、劇中でも幾度となく印象的なシーンで描かれてきた朝焼けの中、晴れやかな表情のドモン、レイン、マスター・アジア、チボデー、サイシー、ジョルジュ、アルゴ、シュバルツ、アレンビー、ゴッドガンダムが、アニメーターの澤真平によって描かれている。

さらに、2024年夏に、『機動武闘伝Gガンダム』の総監督を務めた今川泰宏による完全新規の外伝シナリオの展開が決定した。本編のサイドストーリーや本編のその後の物語が『機動武闘伝Gガンダム』公式サイトに掲載される予定だ。「ガンダムシリーズ45周年 スペシャル配信」内で開発中デザイン画が解禁された、特徴的なヘアスタイルのキャラクターも登場し、物語の重要な役割を担う。

・今川泰宏(監督)コメント
東方不敗は遥かに滅び………やり残したこと、知らんぷりした事………それらが頭の中で30年、暴れたくてもリングが無くて、ふて寝をする間に丸々太り、俺のこの手が真っ赤に燃えて、ついに壁を殴り破って外の世界へ! 果たして誰のどんなファイトが始まるのやら? ゴングが鳴るまでもうしばし!
(文=リアルサウンド編集部)

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