参加選手は60歳以上、味も量も“控えめ” 「ねんりんピック弁当」お披露目 カニ・大山どり・ナシ・とうふちくわ…特産グルメ目白押し、その味は?

鳥取県今年最大のイベント「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」まであと半年。
全国から集まる多くの人に鳥取を味わってもらう弁当も腕の見せ所のひとつで、今日そのメニューがお披露目されました。

ねんりんピックの昼食弁当は、4日間合わせて2万5000個以上が参加選手に提供される見込みで、調理師や栄養士を含む実行委員会が業者とメニューを練り上げました。

4日間とも縦横3列ずつ9個のマスにおいしいものを並べる見た目も華やかなスタイル。
海の幸の代表はカニ、ちらし寿司やクリームコロッケに使われているほか、山の幸の大山どりは照り焼きや唐揚げに、とうふちくわやナシも盛り込まれ、更にいただきや大山おこわなど昔からの味も加えられました。

参加者が60歳以上なので量も味付けも幾分控えめ、試食した平井知事も太鼓判です。

鳥取県 平井伸治知事
「これを食べると大体食べ歩いたような、そんな感覚になるんじゃないかなと思います。ねんりんピックに向けて、ねんりんあげて(練り上げて)まいりました。」

取材した記者もさっそく試食。
9000個提供される2日目の弁当で、ぎんりんグループが提案したお弁当の味は…

日野彰紀記者
「カニに大山どりと鳥取県の名物満載なんですけども、私がいただくのは『いただき』です。いただきます。…甘くて優しくて、どこか懐かしい味、鳥取のおもてなしの心が詰まっています。」

弁当の掛け紙には鳥取短期大学の住居デザイン専攻の学生たちが鳥取の見どころをあしらい、細かいところまで県民のおもてなしの気持ちを行き届かせます。

60歳以上の祭典、「ねんりんピック
はばたけ鳥取2024」は、10月19日からの4日間、県内全市町村でスポーツや文化の29種目が行われます。

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