パリ五輪 石川県勢第1号はローイング・宮浦真之選手 悲願の初五輪へ

パリオリンピックの石川県勢代表内定、第1号です。

小松市出身でローイングの宮浦真之選手が、きのうオリンピック予選に出場し、パリ大会の出場権を獲得しました。

「ボート」から競技名が変わった「ローイング」

パリオリンピックの出場権をかけた選考レースは韓国で開かれ、二人乗りの「軽量級ダブルスカル」に小松市出身の宮浦真之選手が出場しました。

画面中央、宮浦選手が乗る船は序盤、リードを許しますが、後半に追い上げて1着でゴール。

その直後、ガッツポーズで喜びを表していました。

宮浦選手は現在、27歳。

3年前の東京オリンピックの出場も期待されていましたが、国内での選考レースで敗れていて、今回、悲願のオリンピック出場となります。

高校時代に指導した恩師は…

小松明峰高校 髙澤隆介 監督:

「まさかというのが正直なところでチャンスはあると思っていたがいざ本当にトップでゴールした時は感慨深いものがありました」

「当然厳しい戦いになると思うんですけど出て満足ではなくてレベルの高いところでチャレンジできるようになってほしい」

以前のボート競技を含むローイングの県勢の出場は2016年リオ大会の中野紘志選手以来。

宮浦選手はこのあとの選考委員会で正式に日本代表となります。

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