タケノコの話題です。全国では例年にない豊作で、サイズも大きいという地域もあるようですが、広島のタケノコはどうなんでしょうか？ けさ、広島市の産直市を訪ねてみました。
田村友里 キャスター
「午前7時前のとれたて元気市（広島・安佐南区）です。生産者によってたくさんの野菜が運び込まれます」
佐伯区五日市のタケノコ 寺尾昭二 さん
― 全国でタケノコが豊作って話をききますが広島のタケノコは？
「うちは平年並み。『ことしは少ない』と言う人が多い。孟宗竹は大きい竹なのでタケノコも大きい。食べるのにはちょうどいい。味もいい｣
寺尾昭二 さん
― おすすめの食べ方は？
「わたしらは昔からの煮物。人間がシンプルなので」
安佐北区高陽町タケノコ 丸石敏弘 さん
― ことしのタケノコのできは？
「去年が裏作だった。ことしはまあまあ、例年の8割。みんなはできてないと言うけど」
― 価格は？
「みんなのできが悪いから、2割ぐらい高くしている。きのう、雨が降ったから水分を含んでいて柔らかい。きょうのタケノコはすごくいい」
丸石敏弘 さん
「よく売れるのは中ぐらいのサイズ。大きいタケノコは固いが、料理の仕方によっては使える｣
丸石敏弘 さん
― おすすめの食べ方は？
「しょうゆで肉と炒める｣
― 何の肉？
「妻に聞かないと、よくわからない」
午前9時のオープンと同時にタケノコが売れていました。
とれたて元気市広島店 河野誠志 店長
「タケノコは一番人気商品だけど、ことしの入荷量はじゃっかん少なめ。価格帯はあまり変わっていない。生産者が新鮮なタケノコを掘って持ってくるので、昼ではなく、朝一番で買っていただければ」
◇ ◇ ◇
青山高治 キャスター
「タケノコが1番人気商品って話でしたね」
コメンテーター 天谷宗一郎 さん（RCC野球解説者）
「おいしいですし、旬のものは食べたいと思いますよね。個人的にはわさび醤油で食べるのがすごい好きです。柔らかくゆでたものです。ちょっと苦みがあるんですけど、それもすごくいいんですよ」
田村友里 キャスター
「タケノコの出来は気候の影響も受けるみたいで、去年の夏が暑くて雨が少なかったので、ちょっと成長にはよくなかったんじゃないかという話でした。全体としては広島県は不作というお話だったんですけど、タケノコは表年と裏年とあって、山によっては表年でもう過去にないぐらい採れたっていう山もあったりするそうです」
