地震の片付けに必須…能登半島地震の被災者に軽トラ等を無償貸し出し 石川県志賀町に新たな拠点オープン

大型連休を前に、能登半島地震で被害を受けた人に無償で車を貸し出す新たな拠点が志賀町にオープンしました。

記者:
「地震の片付けに必須の車。こちらでは軽トラックや軽バンを無料で借りることができます」

この取り組みは東日本大震災をきっかけに宮城県石巻市(いしのまきし)に設立された「日本(にほん)カーシェアリング協会」が行っているものです。

貸し出される車はすべて企業や団体などから寄付されたもの。

利用者はガソリン代の負担のみで軽トラックなどニーズに合った車を使うことができます。

22日から新たに志賀町とぎ地域福祉センターでも車の貸し出しを始め、早速、希望者が車を受け取りに来ていました。

利用者は:
「助かる、大きいものを運べる」

日本カーシェアリング協会橋爪笑子さん:
「ゴールデンウィークはお子さんが帰られて片付けをする人も多いと思う。活用してほしい」

協会によりますと、これまでに輪島市や七尾市など7つの拠点を中心にのべ1428台の車を貸し出していて7月末までサービスを続けます。

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