堂本光一『Endless SHOCK』2000回を市村正親&井上芳雄が祝福するも「昨日の公演が終わるまで忘れていました(笑)」

堂本光一さんの偉業をミュージカル界のレジェンド・市村正親さんが祝福しました。

【写真】いつもはクールな堂本光一もレジェンドの祝福にこの笑顔

2000年11月の初演『MILLENNIUM SHOCK』以来、堂本さんが国内ミュージカル単独主演記録を更新し続ける『SHOCK』シリーズが、東京・帝国劇場で上演された4月22日の昼公演で単独主演記録2000回を達成。

同日の記念カーテンコールに、市村正親さんがサプライズゲストとして登場しました。

本編の上演を終えた堂本さんは、共演の佐藤勝利(timelesz)さん、越岡裕貴さん&松崎祐介さん(ふぉ~ゆ~)、中村麗乃(乃木坂46)さん、前田美波里さんらとステージに整列。

「2000年から始まった『SHOCK』も今日が2000回目の公演でしたが、昨日の公演が終わるまで忘れていまして、『明日、なんで昼公演なんだよ』と思っていたら、『明日2000回です』と言われて思い出しました」と苦笑い。

続けて、「21歳のときに初めてやらせていただいてから25年目、まさかこんなに長くやらせてもらえるとは思ってもいませんでした。『SHOCK』は2024年がラストイヤーとなりますが、地方公演の後、また帝劇に戻ってきますので、そのときまで一つ一つの公演を大事に、そのときがベストと言えるようにカンパニー全員で走っていきたい」と力を込めました。

堂本光一 盟友・井上芳雄の前で本音を吐露 堂本光一 盟友・井上芳雄の前で本音を吐露

ここから、越岡さん&松崎さんが進行役となり、スペシャルカーテンコールに突入。堂本さんがくす玉をわると、中から大量の真っ赤な紙吹雪が投下。

堂本さんは紙吹雪に埋もれながら舞台上に横たわってゴロゴロ。そこへ越岡さんらがさらに紙吹雪を堂本さんへ向かってふり掛け、手荒く祝福しました。

ここで堂本さんの盟友・井上芳雄さんがVTRで登場。「『SHOCK』は1回やるだけでも大変な公演と光一くんから聞いてわかっているんですけど、それが2000回、おめでとうございます」と労いの言葉を。

「光一くんは帝劇の楽屋で大好きなお風呂に入っては毎回、『今日、できるかな?』と思うらしいんです。そして、公演が終わってお風呂に入って、また同じことを考えると。飲みながらこの話を5回ぐらい聞きました(笑)」。

「『SHOCK』の公演が1回1回増えるたびに、僕の光一くんへの思いも1個1個増えていきます。またお風呂でのお話を聞かせてください」と笑顔で呼びかけました。

市村正親も太鼓判「シェイクスピアのセリフがうまくなった」 市村正親も太鼓判「シェイクスピアのセリフがうまくなった」

井上さんのビデオメッセージに続いて、長年にわたって日本のミュージカル界を牽引する市村さんが真っ赤な薔薇の中に白い薔薇で“2000”とデザインされた花束を持って登壇。

「光一、おめでとう!光一のフライングは宇宙遊泳してるみたで素晴らしかった。劇中『走り続ける』というセリフが登場するけど、光一が走り続けるなら俺も走り続けるしかないなって」と、まだまだ現役であることをアピールしました。

そんな祝福に堂本さんは「市村さんの隠しきれないオーラが最初のフライングをしなから見えちゃって。しかも、市村さんの前で『リチャード3世』をやるのがイヤで」と、シェイクスピア作品に多数出演してきたレジェンドの前で演じる複雑な心境を吐露。

市村さんは「シェイクスピアのセリフがうまくなった。蜷川(幸雄)先生も文句言えないと思う」と絶賛し、「芳雄はさっきビデオで登場したでしょ?僕も昨日、川越で公演して明日は大阪だけど、今日来たからね。光一のためなら何でも」と、ジョーク交じりで話しました。

最後に堂本さんは「ここでの思い出がありすぎて、逆に思い出せない。当たり前のことを当たり前にやるってすごく難しいことなのですが、キャストの皆が『今日がベストだ』というのを実践してくれている」としみじみ。

続けて、「皆さんからいただいた愛情を大切に最後までやっていきたい」と決意を新たにしつつ、「明日も2公演です」とはにかみながら、カーテンコールを終えました。

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