みうらじゅんが“最高の熟女”と初対面 初プロデュース写真集で「妄想の集大成を実現していただいた」

出版記念イベント取材会に登壇したみうらじゅん【写真:ENCOUNT編集部】

レジェンドグラドルとタッグを組み、初めて写真集をプロデュース

イラストレーターのみうらじゅんが22日、都内の書泉グランデで行われた沢地優佳写真集『Venus, y』出版記念イベント取材会に登壇。自身がプロデュースした本作の魅力をアピールした。

『週刊SPA!』で20年近く、巻頭グラビアページ『グラビアン魂』の連載を続けてきたみうらが、レジェンドグラドル・沢地とタッグを組んで初めて写真集をプロデュース。すべてのカットは、みうらの描いたエスキース(撮影用の下絵)をもとに撮影が行われ、“みうらの考える究極のグラビアの再現”と言うべきカットが収録されている。

みうらは初対面となった沢地に花束を贈呈すると、「こっち(沢地)を見てしゃべることができない」と緊張気味にあいさつ。本作の制作経緯については「どうしても紙の写真集を出してほしかった。神対応より紙媒体、これからは」と断言し、「出版社の人が紙の写真集を出さなくなってきているから、出せるという事実を作れば、ほかの方もまた出すかもしれない。どうしても沢地さんの紙の写真集を欲しくて、出ていないから作ったという感じです」と説明した。

デジタル写真集のリリースが増える中、紙にこだわった理由を聞かれると、「デジタルの解像度、クオリティも上がっていると思うけど、紙特有の深さみたいのは、デジタルでは絶対出ない。みんなで協力してやらないと、この文化が滅びると思う。絶滅危惧種な感じがして、今回是非とも紙でと思いました」と熱弁。ラブコールを送った沢地については、「俺の妄想の集大成を全部実現していただいた」と語り、“最高の熟女”との呼び声高い沢地を絶賛した。

沢地は「みうらさんが構成に時間をかけて考えてくださった。ドラマチックですし、グラビア辞典みたいな感じで、女性のグラビアファンにも購入していただきたいです。露出をしていない分、よりエロティックに仕上がっております」とアピール。「いいものを作っていただいたと本当に思っているので、棺桶に『Venus, y』を敷き詰めて死のうかと思っています」と話すと、みうらも「その前に俺が先に死ぬから俺がやります」と返し、息ぴったりなトークを繰り広げていた。ENCOUNT編集部

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