街の中心部に広がるがれき。
20日、トルコを襲った強風で予想外のことが起きた。
塔が道路に向かって倒れ、あたりに白い煙が舞い上がった。
倒れたのは、イスラム教のモスクにある「ミナレット」と呼ばれる塔。
1日5回の礼拝が義務づけられているイスラム教。
時間になると、ミナレットから「アザーン」と呼ばれる礼拝の呼びかけが行われる。
ミナレットの数はモスクによって違い、事故のあったモスクでは、2本のうち1本が倒れた。
この事故で、走っていた車1台と店が被害を受けたが、けが人はいなかった。
当時、この地域では強風警報が出ていて、屋根が飛ばされるなど78件の被害が発生。
3つのモスクでミナレットが倒れ、あわせて6人がけがをしている。