日本画、造形への挑戦 市美術館で企画展 平塚市

北澤映月『花』1954年(同館所蔵)

企画展「1950〜60年代の日本画-造形への挑戦」が6月2日(日)まで、平塚市美術館で開催されている。

日本画壇では1950〜60年代にかけて日本画の変革が目指され、欧米の絵画を参照した堅牢な造形や力強いマチエール(絵肌)、抽象表現が取り入れられた。会場では当時の画壇をリードした美術団体「創造美術」(現・創画会)のメンバーである山本丘人、工藤甲人の作品や同時期に制作された洋画など、同館が所蔵する約50点が展示されている。

午前9時30分〜午後5時(入場は4時30分まで)、月曜休館。入館料は一般200円、高大生100円、中学生以下無料。問い合わせは同館【電話】0463・35・2111。

© 株式会社タウンニュース社